効率よく勉強している人の特徴~テキパキなんてやっちゃダメ~

みなさんごきげんよう。今回は効率よく勉強ができている人の特徴第三弾、話していくよ。
高学年になるとどうしても進学塾の課題が多くなり家庭学習をを時間で区切ることが多くなるよね。だってそうしないと4教科まんべんなく宿題をしないといけないからね。

例 ある日の矢部君(小学6年生 偏差値50)の学習

17時   ~18時    算数の宿題
19時30分~20時30分 国語の読解と漢字
20時45分~21時    理科の暗記
21時   ~21時15分 社会の暗記
21時15分~21時30分 理科の計算
21時30分~21時45分 社会の記述
22時   ~22時30分 さっきやった算数の問題の間違えを類題で確認

例 ある日のT君(小学6年生 偏差値70)の学習

 算数の宿題→国語の読解と漢字→理科の暗記→社会の暗記→理科の計算→社会の記述
 →さっきやった算数の問題の間違えを類題で確認

22時30分には寝ること

さて、どちらの計画の方が良いでしょうか?もちろん性格にもよるところがありますが、おすすめはT君の計画です。時間で区切るとどうしてもその時間内でその教科のノルマをこなさないといけない気持ちになり理解が中途半端でも次の問題をやってしまいがちです。
“学習において最も大切なのことは確実に理解すること”
井戸に例えるとあと1m掘れば水がでるのに最後の1mが掘れない。そんな学習をしていると9月以降の模試で志望校変更という悲しいことになってしまいますよ。しっかり水が出る(理解する)まで掘り続けてみよう。水が出ないということは掘っていない人(受験をしない人)と同じになっちゃうよ。

T君の予定だと最後まで終わらないときが出てきそう、という声が聞こえてきそうですが私はそれでよいと思います。出来なかったところは明日以降やればよいですし、課題が終わらないことが続くようなら計画自体を見直せばよいだけです。

つまりは塾の課題をそのまま子どもにやらせるのではなく子どもが少し背伸びしたらできるぐらいの課題をご家庭で調節してあげることが大事なことになります。それができないとこうなります。

サピックス、早稲アカ、四谷大塚などに通う→課題が多く時間が足りない→課題を一緒にやってくる塾を探す→なんとなく課題をこなしている感じがしてくる→サピックス、早稲アカ、四谷大塚などでのクラスが落ちる→悩む(課題をこなしているのに、日本で一番頑張っているのになぜ?)→落ち込む→やがて闘志がわいてくる(まだまだ勉強がたりないんだ!!!)→さらに新しい塾(家庭教師)を探し課題を一緒にやってもらう→サピックス、早稲アカ、四谷大塚などでのクラスが落ちる→無限ループ→→→ひっそりと退塾、中学受験引退

これを読んでくすっとなったそこのあなた。ギクッとなったそこのあなた。
もう一度考え直しましょう。(面談が増えそうだな、、、)

PAGE TOP